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書籍名 会計情報のモデル分析U
論文解題
編著者 鈴木孝則 / 佐藤紘光
その他執筆者 平野典男/安 珠希/内田愛三/藻利衣恵/若林利明/安下達也/花村信也
定価 \4,950 (本体\4,500+税10%)
発行年月日 2022/4
サイズ A5判・248頁
書籍Nom. ISBN 978-4-7658-0575-9


 

目次
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会計情報のモデル分析

本書では,企業内部者(本部管理者,取締役会など)の意思決定に資することを目的とする会計情報の私的開示と,
企業外部者(一般投資家,債権者など)の意思決定に資することを目的とする会計情報の公的開示という,
情報開示の各側面を個別的に記述するモデルの分析を通じて,会計が直面する諸問題に解を与える論文を解題する。


目次

序章 本書の全体概要

第1章「先行指標,業績測定,長期契約対短期契約」解題
              
はじめに

1.基本モデル

2.長期契約

3.短期契約

4.長期契約と短期契約の業績比較

5.長期契約の再交渉

本章のまとめ


第2章「報告利益の操作と経営者報酬:多期間エイジェンシー・モデルによる均衝分析」解題
              
はじめに

1.基本モデル

2.最適契約と利益操作

3.利益操作と経営者の投資決定

本章のまとめ

第3章「イノベーション・インセンティブ―資本予算の集権化対分権化―」解題

はじめに

1.モデル

2.集権型の投資決定
2.1.本部の最適戦略
2.2.部門長の最適戦略
2.3.均衡

3.分権型の投資決定

4.集権型と分権型のパフォーマンス比較

本章のまとめ

第4章「取締役会の独立性とCEO の解任」解題

はじめに

1.モデル

2.ベンチマーク:コミットできるケース

3.主要な分析結果
3.1.再交渉不要契約
3.2.従属性の最適水準

4.モデルの拡張:友好的BOD

本章のまとめ

第5章「報酬の凸性,会計操作とプロジェクトの継続」解題

はじめに

1.モデル

2.最適化問題
2.1.会計操作の決定
2.2.生産的努力の決定
2.3.BODの問題

3.会計操作のインセンティブ

4.期待報酬

5.最適契約と比較静学
5.1.会計操作の限界コストがゼロの場合(k=0)
5.2.裁量に制限がある場合(k > kT
5.3.裁量が十分に大きい場合(k< kT

6.株式報酬契約

本章のまとめ

第6章「ソフト情報の開示が受託責任価値に及ぼす影響」解題

はじめに

1.モデル

2.1種類のソフト情報の開示価値

3.ソフト情報を追加開示する意義

4.モデルの拡張1:ハード情報の開示
4.1.ハード情報の開示と株価
4.2.数値例

5.モデルの拡張2:マルチタスクのケース

本章のまとめ

第7章「不完全信用市場における資産測定」解題

はじめに

1.モデル

2.最適測定ルール
2.1.完全開示
2.2.非対称的測定ルール
2.3.比較静学

3.A(I, r)の内生化

本章のまとめ

第8章「EMと資本コスト」解題

はじめに

1.モデル

1.1.企業と経営者
1.2.投資家

2.利益操作と均衡資産価格
2.1.投資家のポートフォリオ選択と資産価格
2.2.EMの最適水準

3.利益操作と資本コスト

本章のまとめ

第9章「情報フィードバック効果,アドバース・セレクションと最適開示政策」解題

はじめに

1.モデル

2.分析結果

2.1.予備的分析
2.2.基本的トレードオフ
2.3.私的情報の取得と企業価値
2.4.成長と開示水準

本章のまとめ


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