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書籍名 監査の質に対する規制
監査プロフェッション vs 行政機関
著者 秋月信二岡嶋慶亀岡恵理子小宮山賢鳥羽至英内藤文雄永見尊福川裕徳
定価 \6,380 (本体\5,800+税10%)
発行年月日 2021/1
サイズ A5判・416頁
書籍Nom. ISBN 978-4-7658-0572-8


目次
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2021.5 「会計・監査ジャーナル」5月号に書評が掲載されました。
2021.8 「企業会計」9月号に書評が掲載されました。

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監査の質に対する規制


本書は,監査のに対する規制をどのように学術的に捉えたらよいのかという問題意識を基礎にして,
そのための視座(構図)を明らかにしたうえで,会計先進諸国等の監査規制の状況(規制の特徴)を調査し,
最終的には,日本における監査規制の状況(規制の特徴)と日本の 監査規制が抱えている問題を
明らかにすることを主たる目的としている。


目次

序章 本書の課題と視点、方法

§1 「監査規制」研究の難しさ
§2 「第1章 プロフェッション」の問題意識
§3 「第2章 監査の質」の問題意識
§4 「第3章 監査の質全体を規制する基準」の問題意識
§5 「第4章 監査の質に対する規制」の問題意識


用語の整理(本書における使い方)

§1 用語の使い方に関する整理
§2 略語と原語と日本語訳の比較対照表


第I部 分析のための基礎概念

第1章 プロフェッション

§1-1 プロフェッション研究の大きな流れ
§1-2 属性に着目するプロフェッション論
§1-3 業務の変容に着目するプロフェッション論
§1-4 国との関係に着目するプロフェッション論
§1-5 プロフェッションと国との関係
§1-6 監査という分野におけるプロフェッションと国との関係──各国の状況
§1-7 監査の質に影響を与える関係者と監査規制環境


第2章 監査の質

§2-1 監査概念──ASOBACの再検討
§2-2 監査の質
§2-3 監査の質──本書の立場
§2-4 誰(どこ)が監査の質に関与するのか


第3章 監査の質全体を規制する基準

§3-1 アメリカにおける基準設定
§3-2 イギリスにおける基準設定
§3-3 カナダにおける基準設定
§3-4 オーストラリアにおける基準設定
§3-5 ドイツにおける基準設定
§3-6 オランダにおける基準設定
§3-7 日本における基準設定


第4章 監査の質に対する規制

§4-1 規制とは
§4-2 公益理論に基づく規制の必要性
§4-3 「規制の虜」という問題
§4-4 規制の態様
§4-5 監査規制の担い手──規制の主体と規制の対象
§4-6 自己規制と自主規制──“self-regulation” ──
§4-7 監査の質をなぜ規制するのか
§4-8 監査の質に対する規制と規制することの公益
§4-9 監査市場に対する規制


第II部 監査プロフェッション・プロセスと主要各国における監査規制


第5章 監査プロフェッション・プロセス

§5-1 監査の有効性を捉える視座
§5-2 監査プロフェッション・プロセス
§5-3 資格取得
§5-4 入会・開業登録(退会・監査業務廃止)
§5-5 継続的専門職業教育
§5-6 事務所内管理
§5-7 監査業務の外部監視
§5-8 処分


第6章 資格取得

§6-1 分析の視点
§6-2 アメリカの状況
§6-3 イギリスの状況
§6-4 カナダの状況
§6-5 オーストラリアの状況
§6-6 ドイツの状況
§6-7 オランダの状況
§6-8 本章のまとめ


第7章 プロフェッションへの入会・開業登録と退会・業務廃止


§7-1 分析の視点
§7-2 アメリカの状況
§7-3 イギリスの状況
§7-4 カナダの状況
§7-5 オーストラリアの状況
§7-6 ドイツの状況
§7-7 オランダの状況
§7-8 本章のまとめ


第8章 継続的専門職業教育

§8-1 分析の視点
§8-2 アメリカの状況
§8-3 イギリスの状況
§8-4 カナダの状況
§8-5 オーストラリアの状況
§8-6 ドイツの状況
§8-7 オランダの状況
§8-8 本章のまとめ


第9章 監査業務に対する外部監視

§9-1 分析の視点
§9-2 アメリカの状況
§9-3 イギリスの状況
§9-4 カナダの状況
§9-5 オーストラリアの状況
§9-6 ドイツの状況
§9-7 オランダの状況
§9-8 本章のまとめ


第10章 処分

§10-1 分析の視点
§10-2 アメリカの状況
§10-3 イギリスの状況
§10-4 カナダの状況
§10-5 オーストラリアの状況
§10-6 ドイツの状況
§10-7 オランダの状況
§10-8 本章のまとめ


第III部 監査プロフェッション・プロセスに対する日本の規制状況


第11章 日本の監査プロフェッション・プロセスと規制

§11-1 分析の視点
§11-2 資格取得
§11-3 入会・開業登録と退会・監査業務廃止
§11-4 継続的専門職業教育(CPE)
§11-5 事務所内管理
§11-6 監査業務に対する外部監視
§11-7 処分


第12章 日本の監査プロフェッションの現状分析と変革のための論点

§12-1 日本における監査規制が抱える構造的な問題
§12-2 変革を必要とする背景と変革に際しての論点
§12-3 日本の監査プロフェッション─―総括
§12-4 本章を締め括るにあたって


第13章 監査規制研究を行う際の思考のポイント

§13-1 概念
§13-2 監査規制
§13-3 日本における監査規制



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